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「病気だから」を諦めない。医療コンサルタントが、ウィッグや入院着から始まる「心の循環」に挑む理由

  • 4月6日
  • 読了時間: 5分

こんにちは!合同会社LOOPER 代表社員の岸倫太郎です。我々はどんな時もどんな人でも気持ちを明るく元気でいられる環境作りを目指し、ウェルネス&ビューティーブランドwhicheverを運営しています。

私は株式会社Ringateの代表として医療コンサルティングに携わっていますが、その中で多くの患者様やそのご家族、そして医療従事者の方々と向き合ってきました。科学的根拠に基づいた適切な治療法を選択し、正確な医療情報をお届けすることは、私の使命の一つです。


しかし、その活動を続ける中で、私はある「見落とされている課題」に直面しました。それが、合同会社LOOPERを立ち上げ、この「whichever(ウィッチエバー)」というプロジェクトに参画した原点です。

今回は、医療の専門家である私が、なぜ「ウィッグ」や「入院着」といった、一見すると治療の周辺にあるものに情熱を注ぐのか、そのストーリーをお話しさせてください。


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医療情報と「心の温度」のギャップ

現在、多くの製薬会社や医療機器メーカーが、疾患啓発(エデュケーション)に力を入れています。インターネットを開けば、病気の症状や治療法に関する「正しい医療情報」は以前よりも手に入りやすくなりました。

しかし、患者さんが本当に求めている情報は、医学的な知識だけではありません。 治療が始まった後の「日常」をどう彩るか。鏡を見た時の自分を、どうやって好きでいられるか。

例えば、抗がん剤治療による脱毛に直面したとき、必要なのは「脱毛のメカニズム」という知識だけでなく、「自分らしくいられる医療用ウィッグ」との出会いです。あるいは、長期入院を余儀なくされたとき、病院指定の無機質な入院着ではなく、袖を通すだけで心が弾むような服があれば、リハビリに向かう足取りは少し軽くなるかもしれません。

これまでの医療業界では、こうした「情緒的な価値」は二の次とされてきました。しかし、病気や怪我を抱えながらも、一人の人間として前向きに生きるためには、この「心の温度」を上げる仕掛けこそが必要なのです。




whiceverとの出会い:どんな時も、自分らしく

私が抱いていたこの違和感を、ポジティブなエネルギーで解決しようとしていたのが、旧友であるERIとmizhoでした。

彼女たちが始めた「whichever(ウィッチエバー)」のプロジェクトは、「どんな時も、どんな人でも、気持ちを明るく元気でいられる環境作り」を掲げています。


「whichever(どちらでも、どんなことでも)」という言葉には、どんな状況に置かれていても、自分の好きなものを選び、自分らしくいていいんだ、という力強いメッセージが込められています。

彼女たちの提案する世界観は、私が医療現場で感じていた「情報の空白」を鮮やかに埋めるものでした。 機能性だけを追求した医療的なアプローチに、ファッションやデザインが持つ「ワクワクする力」を融合させる。それこそが、今の社会に最も求められている「新しいケアの形」だと確信したのです。



入院着やウィッグが持つ「魔法」の力

なぜ、入院着ウィッグが重要なのか。それは、これらが「患者」という記号を脱ぎ捨て、自分自身を取り戻すためのツールだからです。

入院生活において、多くの患者さんは「管理される対象」になりがちです。病院指定の同じ服を着ることは、効率的ではありますが、個性を奪うことにも繋がります。お気に入りのデザインの入院着を選ぶことができれば、それは「治療を受ける自分」ではなく「自分らしい生活を送る自分」への意思表示になります。

また、医療用ウィッグも同様です。外見の変化は、想像以上に心に大きな影を落とします。しかし、納得のいくウィッグを身につけることで、外に出る勇気が湧き、友人との会話が弾むようになります。

これらは単なる「物」ではありません。 病気という困難な状況にあっても、「今日も私は私でいられる」という自信を育むための、大切なパートナーなのです。



合同会社LOOPERが目指す「ポジティブな循環」

私は、彼女たちのこの純粋なプロジェクトをビジネスの側面から支え、社会に実装していくために「合同会社LOOPER」を設立しました。

社名の「Loop(循環)」には、二つの意味があります。一つは、「情報の循環」です。 株式会社Ringateが培ってきた専門的な医療知見を、whicheverを通じて患者さんの日常に溶け込む形へ翻訳し、届けていくこと。

もう一つは、「エネルギーの循環」です。 患者さんが明るい気持ちになることで、寄り添うご家族や医療従事者にも笑顔が広がり、それがまた社会全体の活力となって戻ってくること。

「正しい治療(エビデンス)」と「前向きなマインド(エモーション)」。 この両輪を回すことで初めて、真の意味での「健康な社会」が実現すると信じています。


未来へ:医療の景色をもっと明るく

私たちの挑戦は、まだ始まったばかりです。 これからは、whicheverのWebサイトを通じて、ウィッグ選びのコツや、快適でスタイリッシュな入院着の提案など、病気と共にある日常を豊かにするための情報を発信していきます。

「病気だから、おしゃれは我慢しなければならない」 「治療中だから、暗い顔をしていなければならない」

そんな古い常識を、私たちは変えていきたい。 どんな時でも、あなたが「whichever(どちらを選んでも)」笑顔でいられるように。

株式会社Ringateでの冷静な視点と、合同会社LOOPERでの情熱的な挑戦。 私はこの二つの場所から、医療の景色をもっと明るく、優しく、彩り豊かなものに変えていくことを約束します。

これからの私たちの活動を、ぜひ一緒に歩んでいただければ幸いです。



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