抗がん剤による脱毛と医療用ウィッグ|ヘアメイクとしてサービスを始めた理由
- 5月14日
- 読了時間: 3分

whichever(ウィッチエヴァー)のウィッグ担当、佐藤絵理です。
私はこれまで20年以上、ヘアメイク業界で活動し、舞台・CM・テレビ・映画などでウィッグ制作やスタイリングに携わってきました。
このサービスを始めるきっかけは、抗がん剤治療を受けた親友の存在です。
治療による脱毛に悩む彼女と一緒に医療用ウィッグを探し、カットやスタイリング、メンテナンスをする中で、ウィッグは「隠すもの」ではなく「自分らしくいるために選べるもの」だと強く感じるようになりました。
そして、医療用ウィッグとファッションウィッグの間にある見えない壁にも違和感を覚え、「どちらでも、どんな状況でも使いたいと思えるウィッグを届けたい」という想いから、whicheverというサービスを立ち上げました。
しかし、彼女は3年前に亡くなりました。
以前から実家にお邪魔したり仲良くさせて頂いてた彼女のご家族からご連絡をいただき、彼女の部屋を整理している中で出て来たウィッグ用品を是非私に引き取って欲しいと言って頂きました。
彼女が実際に使っていた一緒に選んだウィッグや、抜け毛を受け止めるネット、頭皮に優しいケア帽子など、その一つひとつを手に取ったとき、初めて見える現実がありました。
「自分は当時、本当に彼女の気持ちに寄り添えていたのか」
「抗がん剤による脱毛のつらさを、どこまで理解できていたのか」
健康な側だからこそかけられる言葉もあれば、当事者にとっては受け止めきれないものもあったのではないか。
病気と向き合う中での不安や孤独は、簡単に理解できるものではなかったのだと、今も考えさせられています。
どう言う言葉をかけて、どういうサポートを必要としていたのか、答えは分からないままです。
それでも、彼女と過ごした時間と、ウィッグを通して関わらせてもらった経験は、今の自分の原点になっています。
だからこそ、様々な理由で医療用ウィッグを必要としている方や、抗がん剤による脱毛で悩んでいる方に対して、
少しでも前向きな気持ちになれるお手伝いができればと思っています。
例えば、「ウィッグが似合わない」「なんとなく不自然に見える」と感じる理由のひとつは、顔立ちや輪郭に対して髪型が合っていないことです。
whicheverでは、被る方の輪郭や雰囲気に合わせて顔まわりの髪をカットしたり、毛先に少し動きをつけるスタイリングを行います。
それによって人工的なウィッグの印象をやわらげ、より自然で、その人に似合う髪型に整えていきます。
また、ウィッグは購入時に毛量が多すぎることも多く、そのままだと扱いにくさや不自然さにつながることがあります。
そのため、髪の量を調整したり、絡まりやすい部分をカットや毛流れを変える事により整えることで、日常でも扱いやすく、長くきれいに使える状態にしていきます。
さらに、使い続けて毛先が広がったりチリついてきたウィッグに対しては、トリートメントをして毛先を抑える様なカットやスタイリングをする事で見違える様に綺麗な状態になります。また、変に広がってしまったウィッグも根元の毛の収まりを調整しながら全体のバランスを整えることで、よりフィット感のある自然な仕上がりに近づけることができます。
ウィッグは、そのまま使うのではなく「整える」ことで大きく印象が変わります。
ウィッグをもっと自由に、もっとその人らしく。
その選択肢を広げていくことが、今の私にできることだと考えています。
「 こんなウィッグも綺麗にできる? 」
「 ウィッグ選びの相談をしたい… 」
など公式LINEからのご相談なども承っています!
まずは無料カウンセリングで気軽にご連絡くださいね。
ウェルネス&ビューティーブランド--whichever







